国際結婚 日本人妻×スリランカ(オーストラリア)夫とのJapanLife

国際結婚 私の旦那はスリランカ人(スリランカとオーストラリアの二重国籍者) 外国人夫との日本での生活を記録していきます。 日本での公的手続き(入籍、家族の招聘、永住権)などなど、日本人と結婚していたら簡単に済むことでも、そうはいかない。。。 これから国際結婚をお考えの方など、同じ境遇の方に少しでも参考になれば幸いです。

主人の永住権申請(エージェントに頼まなくても自分でできます。)

外国籍夫と日本で生活をして、日本は外国人にはまだまだオープンではないなーと思うことがいっぱいあります。

 

たとえば、賃貸。現在住んでいる賃貸は、外国人夫の名義では保証会社の申請が下りず、私の名義で借りています。

銀行口座も限られた銀行でしか作れなかったし、生命保険にも加入できない。

マイホームの購入も検討しているのですが、我が家の稼ぎ頭の夫が永住権を持っていないため、ローンを組める金融機関がないこと。。。。

本当に不便さを感じます。

 

話がそれましたが、平成29年4月に永住権申請の法令改正がありました。

現在主人は、高度専門職1号(ロ)というビザを持っています。

これは、「学歴」、「職歴」、「年収」、「研究実績」などの項目ごとにポイントを設定し、ポイント計算による評価によって保持できるビザなのですが、法令改正により日本滞在時点でこのポイントが80点以上であれば、滞在から最短で1年後に永住権を申請できるというもの。

ポイント計算表は以下のリンクを参考に。

http://www.immi-moj.go.jp/newimmiact_3/pdf/h29_04a_minaoshi.pdf

主人は、このポイントが80点以上あったので、

早速、永住権の申請することにしました。

 

ここからが、永住権に必要な提出書類についてです。

基本的にどの永住権申請も(配偶者ビザなどでも)同じような書類を提出するので、参考に。

http://www.moj.go.jp/ONLINE/IMMIGRATION/16-4.html

 

1 永住許可申請書 1通
  法務省のホームページから取得できます。

2 写真(縦4cm×横3cm) 1葉
  永住権許可申請書に添付します。写真の裏には、氏名を記入

3 理由書 1通
  永住許可を必要とする理由について、自由な形式で書きます。経緯やなぜ永住権がほしいか等 
  サンプルはネットで検索すればいろいろ載っているので参考に。
  日本語以外で記載する場合は,翻訳文が必要です。
  主人は日本語で書けないので、英語で作成し、翻訳文は私が作成しました。 


4 申請人を含む家族全員(世帯)の住民票
  個人番号(マイナンバー)については省略し、他の事項については省略のないもの。

5 申請人の職業を証明する次のいずれかの資料
(1) 会社等に勤務している場合
  在職証明書 1通
(2) 自営業等である場合
  a 申請人の確定申告書控えの写し又は法人の登記事項証明書 1通
  b 営業許可書の写し(ある場合) 1通
(3) その他の場合
  職業に係る説明書(書式自由)及びその立証資料 適宜

6 直近(過去1年分)の申請人の所得及び納税状況を証明する資料
  住民税の課税(又は非課税)証明書及び納税証明書
 (年間の総所得及び納税状況が記載されたもの) 各1通
  ※課税証明書及び納税証明書どっちも必要です。役所で取得します。

7 高度専門職ポイント計算表等
  http://www.immi-moj.go.jp/newimmiact_3/evaluate/index.html 


8 ポイント計算の各項目に関する疎明資料 
  7の計算表に基づきポイントの合計が80点以上であることを確認できる資料を提出。

9 申請人の資産を証明する次のいずれかの資料
(1) 預貯金通帳の写し 適宜
(2) 不動産の登記事項証明書 1通
(3) 上記(1)及び(2)に準ずるもの 適宜

10 パスポート 提示
  念のためコピーも提出

11 在留カード 提示
  念のためコピーも提出

12 身元保証に関する資料
(1) 身元保証
  法務省のホームページから取得できます。

(2) 身元保証人の印鑑

(3) 身元保証人に係る次の資料
 a 職業を証明する資料 適宜
  在籍証明書等
 b 直近(過去1年分)の所得証明書 適宜
  住民税の課税(又は非課税)証明書及び納税証明書
  ※源泉徴収票でいいか問い合わせをしたら、ダメだと言われました。
 c 住民票 1通
  4の資料と重複する場合は、不要。

13 我が国への貢献に係る資料(※ある場合のみで結構です。)
(1) 表彰状,感謝状,叙勲書等の写し 適宜
(2) 所属会社,大学,団体等の代表者等が作成した推薦状 適宜
(3) その他,各分野において貢献があることに関する資料 適宜

1から12までの資料(13はなかったので)をすべて揃えて、入国管理局に提出をしました。

提出書類がいっぱいあるように見えますが、ゼロから作成するのは、理由書のみで、他は勤務先や役所から手配したり、申請書もフォームがあるのでそれに必要事項を記入するだけです。

エージェントに依頼しなくても自分たちで手配できます。

 

入国管理局には、心配だったので私もついて行きましたが、書類をチェックされただけで終了。通常、審査期間に4ヶ月~1年かかるとのこと。

最近は永住権申請審査に時間がかかるとのこと。

早く審査が通ればいいなー。でも気長に待つことにします。

 

 

オーストラリア TAFE

スリランカ人夫との出会いは、私がオーストラリアのブリスベンに留学をしていた時でした。

友達の家でのホームパーティーがきっかけでした。

このブログでは、オーストラリアでの生活についても書いていこうかなと思います。

 

私はオーストラリアに2回、最初はワーホリで、2回目は留学で滞在しました。

最初のワーホリでの滞在のときは、現地小学校で日本語授業のアシスタントボランティアをしたり、地チャイルドケアセンター(保育園)でボランティアをし最初のほうは過ごし、後半は町のレストランでアルバイトをして過ごしてました。

アルバイトは、レストランのウェイトレスや、日本で旅行会社での就業経験があったことから、日本の高校生の短期留学サポートのためツアーコーディネーターをして過ごしました。

懐かしいなー。どれもとても楽しかったし、いい経験になったな。

 

2回目は、TAFEというオーストラリアでいう専門学校(職業訓練校)に1年通い、Diploma(準学士号)を取得。

学費が現地のオーストラリア人に比べて、留学生は5倍以上!!

私は学費1年間で日本円で約160万支払いました。高かったー。現地人にはサポートがとーっても手厚いオーストラリア(これは学費だけでなく、医療費や失業保険なども)。永住したく気持ちがわかります。

また、TAFEに入学するのにある程度の英語力も必要となります。

IELTSという日本ではあまりメジャーではない英語のテストでスコア6.0以上。

私はこのIELTSのスコアを持っていなかったので、TOEICのスコアで何とか交渉して入学できました。たしかTOEICスコア750以上とかだったかな。

それでも入学してみて実感。英語力がぜんぜん足りないこと。

現地に語学留学以外の留学をお考えの方は、やっぱり英語力を十分にして留学することをおすすめします。留学したら何とか、、、なりません。

やっぱり、ある程度の英語力は大きな助けになります。

 

さて、この2回目の滞在、留学は勉強が本当に大変だった。

TAFEは、North Brisbane TAFEのTourism(旅行業)コースを勉強。なんせこのTAFE、ローカルのオーストラリア人と勉強するため、クラスメイト約20名に対して、留学生はクラスに私とベネズエラからの女の子の2人。

ベネズエラの女の子は英語が得意なのに対して、私の英語力じゃ授業について行くのに必死で、毎回課題もこなさなきゃいけないし、わけがわからなくて何度泣いたことか。。。。

本当に大変だった。でもかなり力がついた1年間だった。

 

私が通ったNorth Brisbane TAFEのDiplomaコースは、前期、後期と分かれていて、

前期は基本的な旅行業に関する勉強。アマデウスという旅券発券システムの資格取得の授業や、旅行地理について、カスタマーサービスや見積もりの作成方など、旅行業の仕事をする上で、かなり実践的な授業を行います。

 

後期は、マネジメント側の勉強。こっちが大変だったなー。

旅行業やオーストラリアの法令について、ワークバランスや収支の計算、マネジメント方など。旅行会社を運営するまたは、上司の立場としての働き方について学びます。

 

コース卒業後には、海外の学校らしくガウンとハットをかぶって卒業式があります。

規模は小さいけれど、やりきったという達成感でとっても感慨深い卒業式でした。

 

 

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卒業式の一風景。講師陣もガウンを羽織ってます。

 

ブログ始め

スリランカ人と国際結婚した日本人妻です。

現在日本で生活していますが、入籍の手続き、旦那家族を結婚式のため日本に招聘手続きをしたり、旦那の永住権申請など、いろいろとイレギュラーなことがいっぱいあります。

そんな私が経験した国際結婚だから起きることなど、備忘録やこれから国際結婚をされる予定の方々に少しでも参考になるように、日々の出来事なども含めてブログにつづって行こうと思います。

 

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ピンナワラ 象の孤児園にて 水浴びをしている像たち